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生地の特徴

たこ焼き粉を使った場合でも小麦粉を使った場合でも、生地を作るときに最も大切なことは「寝かせる」ことです。寝かせた生地を使うことによって、トロっとしたたこ焼きに仕上がります。

小麦粉に含まれているグルテンは、組織が網目のようになっているため、混ぜすぎると刺激で固くなるのが特徴です。寝かせると結びつきが緩み、口当たりの良い生地ができ上がるでしょう。

水分量の特徴

家でたこ焼きを焼く際、粉っぽさを感じることは多いです。その場合、水分量が足りていない可能性があります。水分が多すぎると皮ができずにひっくり返すことができなくなるのですが、足りていないと粉っぽくなってしまうのです。出汁を少し足すことで、粉っぽさがなくなり、美味しさがアップします。

サーターアンダギー

サーターアンダギーは、沖縄風のドーナツです。本来であればたっぷりの油で揚げるのですが、たこ焼き器を使う場合は少量の油で作ることができます。生地を流し入れてコロコロと転がすだけなので簡単です。

• 1ボウルに、黒糖・卵・水・サラダ油・塩を入れ、黒糖が溶けるまで混ぜ合わせます。その後薄力粉、ベーキングパウダーを加えて混ぜ、粉っぽさがなくなれば20分ほど冷蔵庫に入れます。
• 2たこ焼き器を「中」の温度設定で温め、それぞれの穴に少し多めにサラダ油を入れたら、手で丸めた生地を穴に置き、揚げ焼きにします。生地を丸める際、両手にサラダ油を少しつけるとやりやすくなります。
• 3たこ焼きの要領で、竹串を使ってころころと転がしながらじっくりと焼きます。生地に割れ目ができて濃いきつね色になればでき上がりです。
• 生地は膨らむので、たこ焼きの穴の2分の1から3分の1程度の量が目安です。量が多いと、中まで火が通らないことがあるので要注意です。
  また、温度を上げすぎると外側がすぐに焦げてしまうので、低温から中温でじっくりと転がしながら焼くのがポイントです。

マロンボールケーキ

ホットケーキ生地の中に、栗・チーズを入れて作るデザートです。サクサクとふんわりの食感と、噛んだ瞬間の栗の甘みが絶妙です。パクパクとつまめるので、おやつにもぴったりです。

• 1薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、耐熱容器にバターを入れてラップをかけ、電子レンジで熱して溶かしバターを作ります。電子レンジで温めている間に栗の甘露煮を4つ切りくらいの大きさにし、プロセスチーズも栗の大きさに合わせて切ります。たこ焼き器に多めのサラダ油を入れて温めておきます。
• 2ボウルに溶き卵を入れたら砂糖を加え、白っぽくなるまでしっかり混ぜます。そこに溶かしバターを加えて混ぜ合わせます。さらに牛乳を加えて混ぜ、最後に振るった薄力粉を加えて混ぜ合わせます。
• 3たこ焼き器に生地をいっぱいまで入れたら、栗の甘露煮とプロセスチーズを入れます。穴の周りが固まってきたらひっくり返して丸い形に整え、竹串をさして焼き加減を見つつ、さっくりとしてきたら焼き上がりです。
• お好みでチョコシロップやシナモンシュガーなどをかけるのもおすすめです。ホットケーキ生地を薄力粉から作るやり方で紹介していますが、市販のホットケーキミックスを使うと手軽に作ることができます。